ハッピーフライト

TOHOシネマズ伊丹16:30の回。矢口史靖監督。上演時間1時間40分。客席10名程度。前売券(1300円)、パンフ(600円)購入。
前知識。他の映画の予告で散々と。
飛行機にかかわる人々の群像劇。人間成長ドラマが基軸で、笑いとクライシスをスパイスに。とは言えANAが全面協力ですから落ちないとわかってるんですが(笑)
やっぱ飛行機って非常に自動的に動いてるって印象があるので、これだけの人に支えられてて、さらに人間くさい部分もあるんだということで素直に楽しめました。ANAの戦略にまんまとはまった気がしますが。でもこの映画はあまり裏を考えずに素直に楽しんだほうがいいです。ネタバレになるのであまり言えませんが飛行機の映る画面は素直に凄いです。リアル映像とCGの組み合わせかな。米映画で軍隊とか凄い画像が出るじゃないですか、あの飛行機版という感じです。一言で言えば王道のエンターテイメントです。理屈を言わずに「おおすげえ」と感動したり、くすりと笑ったりしましょう。そういう映画ですね。
役者は文句なく田辺誠一時任三郎パイロット二人。田辺さんは最初本当に頼りなさげでしたが、最後はかっこよかったです。時任さんしぶくてかっこいい。CA勢はこんな感じかなで、あとは脇役豪華。田中哲司岸辺一徳笹野高史田山涼成あたり。男ばっかか(笑)女優では江口のりこさん、肘井美佳さんを挙げておきましょう。忘れてた。平岩紙さん。飛び道具ですがずるすぎるぐらいの存在感でした。