G-up presents vol.6「ペガモ星人の襲来」

8.16(土)AI HALL(伊丹)14:00〜上演時間1時間50分。客席9分。

おはなし。 今を遡ること50年前、ラジオドラマ全盛期。アメリカでは、かの有名な「火星人襲来」が大ヒット中。 生収録のラジオドラマの現場は、効果音を巡って いつもハプニング続き。現場では職人気質の音効スタッフ達が生き生きと働いていた。ある日『ペガモ星人の襲来』なるラジオドラマを作ることになり、音効スタッフ達は大慌て。
ウホー(UFO)の音ってどんなんだ?
話は飛んで50年後、いま現在。 あるディレクターが、50年前の脚本『ペガモ星人の襲来』に 目をつけた。UFO登場シーンで幻の効果音が使われたという噂のこのドラマ、なぜか放送第一回目で打切りになっていた。
二つの時代の話が、謎を孕みながらシンクロしていく…1995年、当時「遊気舎」二代目座長だった後藤ひろひとが、関秀人主催の「立身出世劇場」に書き下ろした本作品。 十数年の時を経て、満を持しての再再演!
CAST 大内厚雄(演劇集団キャラメルボックス)、吉岡毅志(演劇集団スプートニク)、小椋あずき、有川マコト(絶対王様)、柿丸美智恵(毛皮族)、岩井秀人(ハイバイ)、瀧川英次(七里ガ浜オールスターズ)、町田カナ、森啓一郎(東京タンバリン)、後藤飛鳥五反田団)、森下亮(クロムモリブデン)、板倉チヒロクロムモリブデン)、黒岩三佳(あひるなんちゃら)、赤星昇一郎

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大王の芝居は7〜8年ぶりぐらいかなあ。昔の作品なだけに、どれだけ今時テイストを加えられるかがポイントと思ってましたが・・・非常にオーソドックスでベタなお芝居で、私には心動く場面はありませんでした。今この芝居をかけたことに何の意味があるのか、分からないまま。会場からは笑いもありましたが私は笑えませんでしたし。約4000円払ってという価値はなかったなあ。2000円で若手俳優で小さな小屋ででもう−んというところ。とにかく方法論等が古すぎる。
唯一の収穫は役者さん。随一は怪物ランドの赤星さんの健在振りが確認できたこと。こんなところでお会いできるとは。あと五反田団後藤飛鳥さん。過去パートの主役のポキ(吉岡さん)が若干の力不足。そこを二人の場面ではピリリと引き締めていました。現在パート主役の大内さんはキャラメルボックスの有名な人らしいですが、いかにも大きい箱用の演技という感じで、この場向きではなかったかも。
あと運営に文句。直前予約、劇場取り置きで3980円でした。でももっと早く予約した人は郵送費100円プラス、かつ振込み手数料も本人負担。さすがにこれは不公平でないかい?あと1時間前受付開始で、その際劇場ロビーに入れない。入れたのは30分前。劇場都合らしいけど、じゃあ受付開始を30分前にしたらどう?まあそのおかげで隣の喫茶店で美味しいベルギービールが飲めたからいいけど。