一ヶ月

コロがうちに来て丁度一ヶ月が経過しました。
そもそもはTOHOシネマズ伊丹に「デトロイト・メタル・シティ」観に行ったのが発端で、その日一目ぼれで購入。今は引越し一週間前ということで、この一ヶ月間私の身の回りの環境は文字通り激変しました。私は運命論というものを結構信じていまして、全ての自分に関わるモノゴトには意味があると思っています。コロと出会ったのも、引越しも、生活習慣の変化も全て必然だと思っています。新居を妹にこのまえ見せたのですが、「あんたぐらいの独身貴族ならこのぐらいのマンションに住んで当然。今までの住まいがしょぼすぎた」と言われました。私なりには今の住居から動くことは考えづらかったのですが、コロと二人の生活だとやはり若干手狭に感じるのも確かなところです。変化のない生活も楽しいですが、大きな変化に身をゆだねてみるのもそれはそれで楽しいです。
犬の飼育という意味では私はずぶしろです。でもよいしつけ本と出合い、ペットショップの人、獣医さん、周りの犬飼ってる人と一杯の人に支えていただいて、今のところはコロはすくすくと素直に育っています。昨日一日クロックスで出歩いていたら足の表面に自然に傷ができたのですが、ご飯を作っている最中、コロはその傷口をペロペロとなめてくれます。こういう優しさを今後も伸ばしていければと思います。まだまだ課題は山積みですが、二人三脚で乗り越えていこうと思います。
私自身も以前は心がささくれだったまま帰宅することもあったのですが、今はコロのためにしっかりと切り替えができるようになりました。仕事にも張りが出た気がします(周囲が結婚を奨める気も少し分かりました)。新たな人間関係も広がり自分自身の成長にも繋がっています。これは全てコロが与えてくれたものと感謝しています。
獣医さんの許可を貰ったので、この日曜日に初めてシャンプーをしました。ぬるま湯をざぶんとかけてあげると毛が全て体にくっつき体のシルエットがくっきり出ました。その姿ははりがねの様に細く弱弱しかったです。そのあとタオルをかけて拭いてあげましたが、何かの工作機械のように「ドドドドド・・・・」と自動的に震えていました。普段やんちゃな姿しか見たことがないのである意味ショックでした。やはりガラス細工を触るように繊細に育てなければならないと心に誓いました。普段どおり厳しくしつけるのは変わらないですが、壊れやすいものを扱っているという感覚は常に持っておきたいです。
14日に新居に変わります。リアル私をご存知の方は是非一度訪問してコロを抱いてあげてください。沢山の人に接することは絶対にコロのためになるはずです。また今の大きさのコロ(現在1kgぐらい)に接することができるのはこの一ヶ月程度です。成犬(一歳)になったら成長は止まりますので、今見ておく価値があります。いつでも歓迎ですので遊びに来てください。待ってます。