蛇にピアス

シネ・リーブル梅田、20:30の回、上演時間2時間弱、客席4分(80名ほど)、前売り1300円の券、パンフ購入(700円)
今日がこの館の最終上演日。チケットをお釈迦にせずに助かりました。ご存知原作は4年前の芥川賞受賞作(金原ひとみ)。綿谷りさの「蹴りたい背中」と一緒に文芸誌で読んだ記憶が。前売買った動機は監督蜷川幸雄だったから。
結論ですがやっぱ蜷川さんは舞台の人。人を生き生きと動かすことはできても、それをスクリーンに切り取るのは別の才能と思いました。
主な登場人物が3名ですが、ARATAさんの安定感、高良健吾の若くしての器用さ、吉高由里子の新人らしい不安定感(よさとわるさのふり幅でかい)とそれぞれ魅力ありでした。原作が長編ではないのでちょっと間延び感もあったかも。でも1300円なら十分楽しめましたよ。
あとパンフ安っぽい。シネマGAGA作成映画のパンフはもう買いません。