進歩のない人たち

約2年間馬券から離れていたのですが、この秋からGレースを中心にちょこちょこ買い始めています。GCも10月の中旬の転居時に復活しました。
やはり地上波よりGCを見ることが多いのですが、強烈に違和感を感じるのが所謂「競馬記者」と呼ばれる人のレベルの低さです。この前、平場のパドック解説してた人が信じられない一言を。圧倒的人気で単が1.2倍ぐらいでしたか。それを「多数の人に支持されて心強いです」と。
この発言は突っ込み所多すぎて・・簡単に言えば自分の買う馬が人気出たら悲しむところでしょうと。それを喜んでどないする。人気というのは文字通り、人が作るもので、それはレースの結果を左右するものではないです。ならば自分が推した馬は人気が出ないほうが絶対いいです。何ですかね。寄らば大樹の陰ですか。人から金をむしりとらないといけないギャンブルでこの発言はご法度ですよ。この世界にはどうも馬鹿しか集まらないような。
まあその馬鹿のお勧め通りに馬券を買う馬鹿がいるから、控除率25%という胴元ボリ過ぎのギャンブルでも勝てる訳なんですけどね。この世界の伝統でしょうか、予想を語るときにオッズ(人気)を並行で考えることは何故かタブーみたいなんですよね。私から見たらこれ本当に愚行なんですよ。
例えばAという馬が勝つ確率が50%として、この馬のオッズが3倍なら当然買い、1.5倍なら買えないということになります。このあたりを理解していない人が多いですよね。物凄く簡単なことですが。
その点「競馬コンシェルジュ」の須田鷹雄棟広良隆あたりはちゃんとオッズを見て(出てない場合はオッズを読んで)予想をしています。こういう人が少数派なんですから競馬界って不思議な世界ですよね。