大会形式のリアマ打ってきた(第二回)

昨年7月に最初にお誘い頂いた大会形式(四人で7時間半:今回は五半荘でした)の大会に再びお誘い頂き、昨日参加してきました。結果は1-1-3-2-1で見事優勝。昨年は三位だったのでリベンジを果たすことができました。なお昨年の大会の記事は→こちら

昨年の大会では五半荘目まで優勝争いに加わりながら勝負の六半荘目でリーチ後の親の追っかけでインパチとワンツーを連続放銃。一気に飛び終了で脱落と非常に悔しい思いをしました。
それから一年近くが経ったわけですが、当時天鳳では私は五段で特上卓にようやく定着できるようになってきたところ。それから今までの間に本垢の方は六段に上がり、さらに六段坂も登り切って鳳凰卓にタッチ(鳳凰卓での実戦はまだですが)、サブ垢の方も四段特上卓までさくっと育てて、雀力は少しは上がったはず。だからこそ同じ面子とのリアマでも結果を出したいなと強く思って大会に臨みました。

大会に臨むに当たって、作戦も立てました。基本的に他の三人は面前手役派、特に前回インパチ・ワンツー放銃した相手の方(Mさん)は守備や牌理は若干弱いものの剛腕型で勢いに乗せると危ない。こういう感じなので普通に手作りしてめくり合いの勝負にするよりは鳴き主体で速さの勝負に持ち込む。Mさんは徹底的にマークしてできれば気勢を削ぐ和了(直撃)を狙う。このあたりを念頭に置いて臨みました。

第一局東場に早速チャンスがやってきます。タンピンイーペーコ赤赤の36p待ち(ドラ6p)を終盤にテンパりました。普段の自分ならリーチして高めツモ裏乗せて倍満を狙うところですが、対面に座っているMさんがテンパイの前巡にドラの6p切り。そこで事前の作戦の実行時期だと考えダマ。直後Mさんから3pが出て安目ではありますが満貫直撃に成功しました。以降もドラ赤の集まり等手もよく展開にも恵まれて一二回戦はトップスタートとなりました。

席替わりとなった第三第四局。ここから牌勢が一気に落ちました。ここで雀力的に一番のライバルと考えている今大会の主催者Hさん(基本は面前手役派のリーチファイターだが、染め中心に仕掛けも柔軟にできて強敵)が怒涛の攻勢、ドラ5mと8pのシャボでラス牌のドラ5mを上家の鳴きでツモったり手が付けられず。その中でじっと我慢で3-2という成績となりました。

最終局となった五局目、優勝争いは僕とHさんの一騎打ち。差が僅かで完全な着順勝負です。相変わらず手が入らなかったですが、ラス親のHさんの一回目の親は鉄則通り仕掛けてタンヤオでさっくり流し、南場勝負に。南ニの親番、配牌は並でしたが役牌ドラの中を重ねそれがポンできてポンテン47mこれがHさんから出てワンツー直撃。これでモロタと思いきや直後Hさんリーチ→ツモで2000-4000親かぶり。しぶとい。これですぐに取り返され勝負はまだまだ続きます。

南四局Hさんの親番、僕が暫定トップですがノーテンでは伏せられない点差、親のHさんは和了止め、テンパイ止めができるのでとにかく攻めてくることが予想される。一方で僕の手が悪い。トイトイか役牌(配牌時は各一枚なのであわよくば重ねて狙い)を狙い1sと4sをポン、更に4sを加カンしましたがテンパイには至らず、そこにこれまで精彩を欠いていたMさんのリーチ。その時の僕の手牌55赤5p77m白中(白中はションパイ)。これあかんやつや。。しかしHさんを見るとこちらも苦吟の表情。ここはHさんがテンパイ取りに来るかを見定めつつこちらの方針を決めると。結局Hさんはまっすぐにテンパイ取って維持しに来ました。僕も手順に若干怪しいところはありましたがなんとか形式テンパイが取れHさんMさんも和了できず流局でもう一局。

二本場、配牌に中張牌がパット見多い。鳴きタンに決めて片上がりの6m待ちテンパイ。9m引くな9m引くなと心で念じていたところ(フリテンになる)、Hさんが6m切って終局となりました。やた!Hさんが手を開けられると345の三色の間4pのテンパイ。マンズが3456の形となり6mを切ったとのこと、僕が数巡前に切ってた4pは間に合ってました。

ということで一牌の後先の微妙な運でなんとか勝たせてもらいました。今回は他の局面でも先切りで助かった場面が多くてついていたと思います。

全般的に見ると大きなミスもなく今の力は出せたように思います。五月頭のセットの時はポンの発声ができないってことがありましたが、それから間がなかったためか今回は鳴くべき牌は全部鳴けました。一回まだ東場なのに南入してると勘違いして東頭の平和形を数巡ダマにしててその間に出たら倒すところでした(最終的にリーチをかけて上がったので事なきを得た)危ない危ない。それにしてもリアマで勝つ喜びは天鳳で勝つのとはまた別モノですね。

また次の機会を楽しみにしています。幹事のHさん、同卓した皆さん、本当にありがとうございました。楽しかったです。